更年期は香年期

いつかは来るのが更年期とわかっていても、その症状は人によりさまざまです。
私は月経が間遠になってきたと思った頃に、月経予定日になると吐き気や腰痛、下腹部痛に襲われるようになりました。
これが更年期症状とわかったのは友人との情報交換からでした。

友人は「冬の夜でも突然かっと身体が熱くなって布団をはぎ、寒くなってまた布団をかけるということを一晩に何度も繰り返すので眠った気がしないのよ」とこぼしていましたが、私もじきにそのホットフラッシュという症状に悩むようになりました。

はじめは夜間だけでしたが、次第に昼間でも突然熱くなって、上着もセーターも脱ぎ、冬でも半袖のシャツになったこともあります。
バス旅行やコンサートに出かける時には、脱ぎ着がしやすくいものを着ていくのはもちろん、扇子を携帯し、隣の席の方には、「実は更年期のようで、急に熱くなったりするので扇子を持ってきてます。途中で仰いでご迷惑をおかけするかもしれませんが、すみません、ご勘弁下さいね」とひと声かけておきます。
ご年配の方なら「あら大変ね、私も覚えがあるわ」などと更年期の時のことをお話してくださることもあります。
終了後には扇子を使っていれば謝罪しますし、使わなくて済めば「お陰様で扇子を使うことなく過ぎました、有難うございました」とご配慮頂いたお礼を申します。

そのほか片頭痛や腰痛、気分の落ち込み、寝つきの悪さなどの症状が出ました。
更年期には減っていく女性ホルモンを補う大豆サポニンが効果があると聞き、豆乳を温めて毎日飲んでいます。
それでもどうしても気分がさえず、しんどい時は「命の母A」を飲みます。
私の母も飲んでいたので私にも合うようで何日か飲むと復活します。

寝つきが悪い時には布団に入り、レンジでチンした粒を入れて使うホットアイマスクを使用していますが、ポイントはラベンダーのポプリを一緒に入れて香りも楽しむことです。
じんわりと目元が温められ、ラベンダーのほのかな香りをじっと楽しんでいると、昼間のストレスも和らいでいきます。

更年期に入ってから私は香りに目覚め、このほかにもお風呂には週替わりで別の香りの入浴剤や温泉の素を入れています。
今週はどれにしようかと選ぶのも楽しく、じっと湯船につかり身体も心も癒される気がします。

お気に入りはヨモギです。昔からの薬草ですから効果があるように思えます。
アイマスクもラベンダーがその日の気分に合わないと感じる時には市販のホットアイマスクでゆずの香りのものなど選んで使用します。
また気分が変わってよく眠れます。

昼間は仕事がら香料の入ったものは使えませんが、通勤の行き帰りは制汗スプレーの好きな香りのものをチョイスして使用しています。
今は石けんの香り。お風呂上りのようなリラックスできる香りです。更年期に入るまで仕事がらもあり、香水はもちろん、香りというものを特に気にしていなかった私ですが、今はほのかなという程度の香りを楽しんでいます。

リラックスしたり、ストレスを解消することで更年期の症状が緩和されるようです。
実際の私もそうですから。これからも更年期は香年期と思って、上手に乗り切っていければと考えています。